「さて、ボクはどこでしょう?ですニャ♪」
登っちゃダメな所に登って得意げなアランぽんの図(^^;
昨日、頂いた分の膀胱炎の薬が無くなったので病院に貰いに行くと、「(ここから高速に乗って一時間掛かる)県北の動物医療センターでCTスキャンを受けた方がいいでしょう」という話になり、翌日(今日ですね)の予約まで話が進んだのですが、夜になって寝付けないくらい「CTって、放射線被爆とか麻酔の危険性もあるんだよな…あんまり受けさせたくないな…」「CT撮る以前に、採尿とかエコーとか、もっとやれる検査や治療があるのでは??」などと色々考え込んでしまい、結局今朝キャンセルしてしまいました。
(悶々とする私を知ってか知らずか、アランぽんが朝ご飯をポリポリ食べてしまったので、どっちみち麻酔掛けられないので断る事になってしまったのですが…(^^;;)
掛かり付けの獣医さんは、アランぽんが小さい頃からお世話になっているので、今までは割と言われるとおりの事をしてきましたが、今回は他の獣医さんの意見も聞いてみようか…という気持ちが大きくなり、ホームページの案内がきちんとしていて診察が予約制の病院を探し、初めてお邪魔してみました。
その病院の先生はがたいの良い(笑)男の先生で、アシスタントさん達もテキパキ動く女性の方達ばかりで、少人数でも手際が良いなというのが第一印象でした。
これまでの経過や「セカンドオピニオンを求めて来ました。」という事もはっきり話したうえでも嫌な顔1つせず、丁寧にこれからの治療に関してアドバイスを頂くことが出来ました。
まずアランぽんのお腹をグニグニと触り「膀胱、小さいし腫瘍みたいな物もないですね〜」と言っているところで少しシーを粗相してしまったアランぽん。
ああっ、ごめんなさいと謝ると「いいんですよー、あっ、じゃあ採尿してみちゃいましょうか!」とトレーを取り出し、再びお腹をグニグニして、あっという間にシーを絞り出したのにはビックリしました!
今まで家で「うまく採尿できない…(´・ω・`;」と悪戦苦闘していた日々は何だったのよ〜?!という感じです。
すぐに顕微鏡で調べて貰うと「PHも普通、血もそんなに混じっていない、雑菌類も特になし、そして肝心のストルバイト結晶は小さいものが5個位出てますね」との事。
今の段階では時々ぶり返してしまう「持発性膀胱炎」の様ですが、そんなに酷い膀胱炎ではないのでCTまでしなくても大丈夫でしょうとの事。
やるとすればシーが溜まっている時にエコーを撮りましょうという事で、朝一回だけの抗生剤と整腸剤を頂いてきました。
その他にもフードを「腎臓サポート」を食べているのを大変不思議そうにしていて、「この子まだ若いし、腎臓が弱っている訳ではないので、ヒルズのc/dマルチケアにしてみてはいかがですか?」と、サンプルをどっさりくれました。
(このカリカリ、美味しいらしくアランぽんに大ウケです(^^;)
診察料金もビックリするくらい安くて、しかもアニコム健保対応病院だったので受付で2,100円しか払わなくて済んでしまいました。
…そんな訳で、今回おっかなびっくり他の動物病院を当たってみましたが、猫は自分で治療方法を選べないので、一緒に居るヒトがしっかり見極めてやらなくちゃいけないな…と改めて実感しました。